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サ行

・彩度(さいど)

色の鮮やかさの度合い。
例えばRGBの場合、R255,G0,B0の状態が最も彩度の高い赤(原色)となる。




・最短撮影距離(さいたんさつえいきょり)

ピントが合う範囲内で被写体からイメージセンサまでの長さが最も短くなる距離。よく混同されるワーキングディスタンスは被写体からレンズ先端までの距離。




・三脚(さんきゃく)

手ブレを防ぐために、カメラを固定する3本足の器具。




・35mm判換算焦点距離/35mm換算焦点距離(さんじゅうごみりばんかんさんしょうてんきょり)

焦点距離はレンズによって決まっているのでどのカメラに付けても変わることが無いが、画角はフィルムやイメージセンサの大きさによって変化する。
例えばAPS-Cサイズのイメージセンサをもったカメラに焦点距離50mmのレンズを付けると画角が35mmフィルムカメラに75mmのレンズを付けた場合と同じになる。
一般的には焦点距離によって画角が認識されているため、焦点距離50mm、画角は75mmと同等。となると誤解が生じてしまう。
そのため、「APS-Cサイズのイメージセンサに50mmのレンズを付けた場合の画角は35mmフィルムの75mmと同等」という意味で50mmのレンズを35mm換算75mmという。
この画角の変化はイメージセンサの大きさによって決まっている。

APS-H → 1.3倍
APS-C (NIKON)→ 1.5倍
APS-C (Canon)→ 1.6倍
フォーサーズ → 2倍

フルサイズのイメージセンサは35mmフィルムと同じ大きさのため画角の変化は発生しない。
またコンデジの場合はイメージセンサが小さく大きさも様々なため、実際の焦点距離を省き、ほぼ35mm換算で表示されている。




・三分割法(さんぶんかつほう)

人が無意識の内に美しいと感じるといわれる、有名な構図の一つ。
(構図の解説はまた今度)




・絞り(しぼり)

絞りとは、レンズを通る光の量を調節する機構のこと。
絞り羽を狭めてレンズに入る光の量を減らす事を絞りを絞る、
絞り羽を広げてレンズに入る光の量を増やす事を絞りを開ける、と表現する。
光量の調整をすると同時にボケの量も変化する。
絞り開放の状態がもっともボケの量が多くなる。




・絞り羽根(しぼりばね)

レンズの中にある絞りを調節する羽のこと。
羽根の開閉で光量を調節する。
thum.jpg
上のレンズは5枚の羽根から出来ているため、絞った際に5角形になる。
羽根の枚数が多い程絞った時の形が円形に近づき、円形に近い程ボケが綺麗になる。




・視野率(しやりつ)

ファインダーを覗いた時に見える景色は大型のカメラを除き、実際に写真になる景色より狭くなってしまう。
例えば、視野率が90%のファインダーの場合、実際に写る範囲の90%しか見ることができないため、しっかり構図を決めたつもりでも画面端に意図しない物が写り込むことがある。
電子ビューファインダーや液晶モニターの場合は視野率100%のものがほとんど。




・周辺減光(しゅうへんげんこう)

画像の周辺部の光量が不足し、暗くなること。
広角レンズに多く見られる。
thum.jpg





・焦点距離(しょうてんきょり)

カメラの用語として使われている焦点距離は、画角と同じ意味で使われ、撮影できる範囲を表す数値として用いられる。
一般的には
35mm以下を広角レンズ、
50mm前後を標準レンズ、
85mm以上を望遠レンズと呼ぶ。




・白飛び(しろとび)

光量が多過ぎて真っ白な写りになってしまうこと。
黒潰れと違い、白飛びした部分はRGB 255,255,255のまったく情報がない状態になってしまうため、後からレタッチすることが出来ない。
そのため黒潰れよりも注意を払われることが多く、白飛び警告の機能が付いたカメラもある。




・CCD(しーしーでぃー)

イメージセンサの一つ。
コンデジ、デジ一を含めイメージセンサはほとんどがCCDだったが、最近ではCMOSが主流となってきている。




・CMOS(しーもす)

イメージセンサの一つ。
CCDと比べ、安価であるためイメージセンサの主流となってきている。
消費電力が少なく、読み込みスピードが速い、ブルーミング、スミアが発生しないという特徴がある。




・水準器(すいじゅんき)

水平を計るための機器。
アクセサリーシューに取り付けて使うものや、三脚に付いているものなどがある。
ハイエンドカメラでは電子水準器を内蔵していることもある。




・スナップ写真(すなっぷしゃしん)

とくに撮影の準備もせずに、出会った日常の風景や出来事を瞬間的に切り取った写真。
とくに、被写体にカメラを意識させることなく、普段のありのままの姿を撮った写真をキャンディッドフォトという。
thum.jpg




・スミア(すみあ)

明るい被写体を撮った際に、垂直または水平方向に画面の端から端まで白い筋が発生する現象。
ブルーミングとともに発生することが多いが、ブルーミングは色情報を持っていることがあるのに対して、スミアは完全に白飛びを起こしている。
thum.jpg




・スローシャッター(すろーしゃったー)

シャッタースピードを意図的に遅くして撮影すること。
長時間露光とも呼ばれる。
thum.jpg




・スローシンクロ(すろーしんくろ)

通常のフラッシュ撮影ではフラッシュの当たる範囲意外の背景が真っ暗になってしまうため、一度フラッシュを発光して被写体を写し、シャッター速度を遅くして背景も写す方法。最初に発光しその後長時間露光で背景を撮る先幕シンクロと、初めに長時間露光で背景を撮り、シャッターが閉じる瞬間に発光する後幕シンクロがある。




・前景(ぜんけい)

主題となる被写体より全面に写る景色。




・接写(せっしゃ)

近景よりも更に被写体に近づいて写真を撮ること。
一般的には接写よりもマクロと呼ばれる。




・測光モード(そっこうもーど)

カメラ内の露出計により適正露出を計るための機能。

 【中央重点測光】
中央にある物の明るさに合わせて適正露出が決められる。

 【スポット測光】
ごく一点のみのに合わせた適正露出を計るモード。
撮りたい被写体のみに露出を合わせられるため、マニュアルで撮影する際にAEロックと組み合わせてよく使われる。

 【分割測光/マルチパターン】
写真全体の明るい部分や暗い部分を計算し、カメラが自動的に最も適した露出を判断する。
オートで撮影する時に適している。
明暗差の激しい被写体の場合は、どちらにも適した中間の露出になることが多く、意図してコントラストの高い写真を撮りたい場合には不利となる。

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