開放での写りのテスト。
開放F値の違うレンズの写りを比べるのもおかしいですが、D5000(AF-S DX NIKKOR 35mm F1.8)の方は開放ではかなり甘くなるのに対して、GXRはピントの合った部分は開放からかなりシャープです。
この写りなら普段から何も気にせずに開放を使っていけそうです。
GXRの方が全てのF値でシャープな写りになりましたが、ただシャープがきついだけのような不自然さは無く、D5000よりも見た目に近い自然な写りになっています。
ちなみにボケ味の比較はまた別の日にしようと思いますが、どちらもボケ味に定評の有るだけに、輪郭が残らないで自然にボケていてきれいです。
GXR(A12 50mm F2.5 MACRO) F2.5

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D5000(AF-S DX NIKKOR 35mm F1.8) F1.8

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上のGXR F2.5をトリミングしたもの

上のD5000 F1.8をトリミングしたもの

等倍で見ないと解らないほどの差ですが、GXRの方がシャープな写りをしています。
他のF値を見るには下をクリックしてください。
GXR F8.0
GXR F16
D5000 F2.5
D5000 F8.0
D5000 F16
倍率色収差の比較
上のF16の写真をトリミングしたものを比較。
D5000ではレンズ周辺部では文字の輪郭に倍率色収差が目立ちますが、GXRではほぼゼロに抑えられています。
GXR F16をトリミングしたもの

D5000 F16をトリミングしたもの

比較ではありませんが、ついでにGXR(A12)の開放F2.5で最短撮影距離から撮影したものを...
APS-Cサイズのセンサーでここまで寄ると被写界深度は数ミリしかありません。

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上の写真をトリミングしたもの

50mmで最短撮影距離7cmだとここまで寄れます。